預貯金から「資産運用」にシフトしなければならない理由
も く じ
1 お金の価値が目減りしていくという意味
2 預貯金から「資産運用」にシフトする
1 お金の価値が目減りしていくという意味
政府と日銀が「インフレ目標2%」(消費者物価指数を2%上昇させる目標)を掲げる今
、個人が資産運用をする必要性はますます高まってきているのです。
普通に銀行、郵便局にお金を預けておくだけではお金の価値はどんどん目減りしていくのです。
仮に年2%のインフレ目標が実現されたとしたら、それまで100万円で買えていたものが
5年後には約110万円出さないと買えないという事態も起こりえるのです。
超低金利時代
日本銀行はデフレ脱却のために、物価上昇を誘う金融緩和政策を続けています。その影響から、預貯金の利率はゼロに接近しており、預貯金だけでは資産をほとんど増やせないのが現状です。
放っておくと減っていくインフレの怖さ
先々でインフレが進むと、預貯金や手元にある現金は、見た目の金額は変わらなくとも、その資産価値が着実に目減りします。例えば、毎年2%の割合で5年間物価が上昇した場合には、それまで100万円で買えたものが、約10万円追加で支払わないと買えないことになるのです。
引用元:松井証券 のホームページより
これが預貯金だけではお金の価値がどんどん目減りしていくという意味です。
2 預貯金から「資産運用」にシフトする
超低金利時代の今、銀行や郵便局に「ただお金を預けているだけ」ではお金はなかなか殖えてくれません。
ここで考えなければいけないのはお金を預貯金に眠らせたままにしておくのではなく、
そのお金を元にして「資産運用」してお金を殖やすということです。
いわば、自分のお金に働いてもらうということです。
ま と め
1 お金を預貯金に預けておくだけでは、お金の価値はどんどん目減りしていく。
2 お金を殖やしていくためには、預貯金から「資産運用」にシフトしていかなければならない。